お子さんの大学進学を機に、学生マンションでの一人暮らしを検討している方に実際に私が経験した費用を全てご紹介します。
想像以上に高かった初期費用、家具家電付きで助かったけれどカーテンから細かな物まで購入した費用と品目など全てをオープンにします!
大学生とはいえ、お子さん一人一人の性格によってタイプは様々ですので、学生マンションを選ぶのに迷ってしまいますよね。
安心なのは食事付き、管理人在駐などの手厚い学生マンションです。
セキュリティ面に関しても学生マンションは安心がたくさんです。
ぜひこの記事を参考にしていただいて、春からの新生活の準備に役立てて頂ければと思います。
学生マンション一人暮らしの初期費用を完全公開
まずはじめに、我が家が契約した学生マンションの初期費用(4月分の家賃など込み)は約80万円でした。
正直高い!と思いましたし、学生の一人暮らしにそんなにお金かかるの?とびっくりしました。
また、どこからそのお金が出るの?なんて人ごとのような気持になりました(笑)
皆さん今日までに学資保険の積立などコツコツ貯めてこられたことと思いますが、これに加えて入学金に前期の学費…。
大金が一瞬でなくなりますね。
さっそく内訳をみていきましょう。
学生マンション契約時の費用
どこの学生マンションも必要であろう費用は下記のとおりです。
申し訳ありませんが、詳細な金額は控えさせていただきます。
- 保証金
- 入館金(礼金)
- 鍵交換費用
- 初回保証委託料
- 抗菌消臭施工費
これらが合計約42万円でした。
では、残りの約40万円はなんだったのかというと、3月分と4月分の賃料と1年分の管理費用です。
- 3月分の賃料(日割り)
- 4月分の賃料
- 管理費
管理費が1年分で約20万円でした。
ちなみに、我が家は食事付きの学生マンションを選びましたので、月の賃料には食費も含まれています。ちなみに食事代は約3万円です。
また、Wi-Fiの使用料も入っておりこちらは約3,000円です。
食事代もWi-Fiもリーズナブルで助かっています。
契約までの流れ
- 予約
- 見学
- 審査・契約金振込
- 正式契約
- 入居
簡単に文字にすると5ステップで契約まで完了しました。
全国・海外のどこからでもLINEやメールで問い合わせができ、とてもスムーズに予約ができました。
契約の時期にもよりますが、1月に見学に行った際に予約でいっぱいの学生マンション(学生会館)もありましたので、ある程度学校の目星がついたら何かしらアクションを起こすことをおすすめします。
仕方のないことですが、1つ納得がいかなかったのが入居の予定は4月からでしたが契約上3月分も支払いをしたところです。
契約日を自分で決められると思っていたので、これにはびっくりでした。
学生マンションの家具家電付きタイプでかかった費用
学生マンションを借りるのに、気になるのがどの程度の家具や家電を用意するかですよね。
我が家が借りた学生マンションは家具家電付きで、利用料は無料なのでとても助かっています。
色々な物件を見学しましたが、基本的に家具家電付きの学生マンションばかりでした。
まずはどんな家具家電付きなのかお話します!
家具家電付きの内容
- 冷蔵庫
- エアコン
- 机
- イス
- テレビ台
- ベッドフレーム
- 洗濯機
うちの子はランドリールームに行くのは嫌だと言って、部屋に洗濯機のあるタイプの学生マンションを契約しました。
確かに洗濯1回ごとに数百円かかること、共同の洗濯機はいやかなと思い子供の想いを尊重しました。
結果として、少しの間私も泊まっていたのですが、部屋で洗濯ができてとても快適でした(笑)
また、レンジは食事付きの学生マンションの場合食堂に1つ置いてあるため、共用にはなりますが購入しなくてもいいです。
自分で購入すべきもの
【大きなもの】
- マットレス
- 寝具一式
- カーテン
【小さなもの】
この小さなものが生活するには案外たくさん必要でしたので、参考にしてみてください。
- ハンガーなど洗濯グッズ
- タオル
- スチーマー(アイロン)
- 浄水器
- クイックルワイパーなど掃除グッズ
- ボックスなどの収納グッズ
- ケトル
- ちょっとした料理用のキッチングッズ
食事付きのため、基本的に調理器具はいりませんがIH付きのお部屋であれば食事のない日や、お昼ご飯を作るのにフライパンなどが必要になりますね。
我が家が実際に購入したもの
【マットレス】
このマットレスは自宅でも子供用に購入していたものです。
子供たちからの評判がよかったので、学生マンション用にもこちらを購入しました。
私も何度か寝ていますが、固めが好きな私にはピッタリのマットレスです!
【掛け布団】
実際に店舗で品物を見てオンラインで購入したのですが、軽くてふわふわで大満足の掛け布団です。
【毛布】
冬用ですが、4月上旬はまだ肌寒い日もあるため先に購入しました。あとでまた購入するのも手間だったため先に買ったという節もあります(笑)
すごく肌触りがよく、この冬はこれに全部買い替えようかと思うほどです!
【カーテン】
カーテンは男女ではっきり好みが分かれるかと思いますが、一人暮らしなので外から中の様子がわかりにくいもの選ぶのがいいですね。
【レースカーテン】
レースカーテンもカーテンと同様に、一人暮らしですから中の様子が見えにくいものを選びました。
【浄水器】
毎回ペットボトルを買うのも捨てるのも手間なので、こちらの浄水器を購入しました。
難しいことはなく、水を入れるだけでいいので使いやすいですよ。
【ケトル】
食事付きの学生マンションとはいえ、紅茶やコーヒーが飲みたいときもカップラーメンが食べたいときもありますよね。
ケトルは買って損はない家電です。
【来客用の布団セット】
初めの数日は私も宿泊するし、そのうちお友達も呼ぶかなと購入しました。
寒さが厳しい時には毛布も掛け布団も自分が使えますしね。
これは本当にお値段以上で、特に掛け布団と毛布が私のお気に入りです。
もし、ご自宅用に購入されるなら敷布団の下にマットレスを敷くといいなと思いますが、子供の家のフローリングに直接敷いてもまぁ問題なく眠れています。
【油はねガード】
これはちょっと番外編ですが、もしキッチンを利用することが1度でもあるのであれば、絶対に備えておいて損はありません!
思わぬところに油は跳ねますし、掃除しやすい壁ならいですが材質によっては難しいですからね。
これらを見ていただいてもわかるように、家具家電付きの学生マンションを選んでも、そのほかの準備に多く見て約10万円くらいは必要になるかなというのが正直なところです。
100均やネットを利用し、少しでも初期費用を浮かせるか、就職しても使えるようにいいものを買うかのどちらかかと思います。
引っ越し時のコツ
今回我が家は、ニトリと楽天でほぼ生活用品を購入しましたが、ポイントは気になるものは店舗で見て、ネットで配送を頼むことです。
引っ越し先でニトリなどの店舗を探して購入するのは手間がかかりおすすめしません。
それよりも自宅で必要なものは注文し、時間差で全て届くようにして部屋を完成させるのが一番簡単でした。
また、時期的に店舗で配送を頼むと時間がかかり、ネットの方が早いことがありました。
こまごましたものは改めて100均に買いに行きましたが、先に地元で購入してお金はかかりますが宅配便で送るの方が楽だなと実感しました。
特に都会に出る場合にはバスや電車での移動になるため、地方のように車で簡単に運べないからです。
学生マンションの一人暮らしは食事付きが安心
学生マンションで一人暮らしをするなら、やはり食事付きが安心でおすすめです。
もちろん自炊はしなければ上達もしませんが、栄養のバランスやきちんと毎食食事を摂るかどうかなど親として不安はつきものですよね。
我が家が契約した学生マンションは朝晩の2食が月曜日から土曜日まで提供され、月に約3万円です。
また、日曜日も食事を提供してくれる場所もあります。
写真を見せてもらうのですが、ごはん、お味噌汁、メイン、サラダととてもバランスのいい定食風の食事です。
私が食べたいなと思うくらい美味しそうですし、この食事を大学生が毎日作るのは大変だなと感じます。
私たち主婦でも料理が面倒に感じる日がありますからね。
学生マンションによりますが、定額制・食べた分だけなど契約方法は様々です。
食事については特にお子さんとよく話をして決めるのが良いかと思います。
親としては食事が提供されるという安心感は大きいですね。
まとめ
- 学生マンションで一人暮らしを始めるのに必要な初期費用は想像以上に高い
- 学生マンションは基本的に家具家電付きの物件が多い
- 家具家電付きの学生マンションでも他に用意しなくてはいけないものが案外多い
- 必要なものはネットで購入すると引っ越しが楽になる
- 学生マンションは食事付きを選ぶと親として安心できる
お子さんの大学進学で気になるのがどんな家に住まわせるかですよね。
学生マンションであればオートロック、内廊下、管理人常駐などセキュリティ面で安心なのは間違いありません。
どうぞご家族でしっかり話し合ってお子さんに合った学生マンションを選んでくださいね。
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